高校野球

     
  今年も夏の高校野球が始まりました。
高校球児が多くの方々の声援を受けて熱闘が繰り広げられます。

高校で吹奏楽をやっている(やっていた)者にとっては、甲子園球場のアルプススタンドで母校の応援団の一員として演奏したいと一度は思うのではないでしょうか。
実は今回、開会式にひょんなことから行ってきましたので、そんなことを書いてみようかと思います。

我が母校については過去幾度かの甲子園経験を持っています。
直近では1995年(平成7年)春の選抜大会。ただこの年は阪神淡路大震災が起こって2カ月余りであったため
鳴り物入りの応援は禁止され、吹奏楽部の出番はありませんでした。
それ以前となりますと1987年(昭和62年)春の選抜大会となります。
当時大学生であった私は3年上の先輩と共にOB側の窓口となり、準備から当日の段取りと忙しくしていたことを思い出します。

さて今回高校野球、それも開会式に行ってきたのは実は私の娘が開会式に参加させていただいたからでした。
娘は高校のクラブ活動で合唱をしており、今回関西合唱連盟のメンバーの一人として甲子園のグラウンドに立ち、国歌・大会歌の演奏を行いました。親バカと言われようがまず経験できない舞台ですから親として見に行ってやろうと思ったわけです。
おかげで娘からはいろんな裏話も聞かせてもらえました。

長年開会式、閉会式には関西吹奏楽連盟と関西合唱連盟の加盟団体から高校生が演奏に参加しています。
今年は吹奏楽を兵庫が、合唱を大阪が受け持ったようですが、高校生にはかなりハードな環境のようです。
日頃から鍛えている高校球児なら約1時間の炎天下での式典も大丈夫でしょうが、吹奏楽や合唱をしている学生はそこまで鍛えてはいませんから、練習時から気分が悪くなり倒れる生徒も少なくないとか。
そのため多くの引率教諭が目を配り、生徒たちの体調に目を配っているとのこと。
リハーサル時には首に濡れタオルをかけてやるなど大変なご苦労をなさっているようです。
開会式でも引率教諭とおぼしき方が入れ替わり立ち替わりメンバーの列の間を行き来して目を配っておられました。

さてもうひとつ書かせてもらうと、今はブラスバンド席っていうのがちゃんとあるんです。
実は私が座っていたのは3塁側アルプススタンドだったのですが、アルプススタンドの一番内野席寄りの一角がブラスバンド席として確保され、座席にも『ブラスバンド席』とシールが貼ってあるんです。
私が応援に行った時(1987年ですからもう20年以上前ですが)はブラバンの席を確保するためメンバーの数人が真っ先にスタンドに入ってロープを張り、座席を確保したもんです。

今はそんなことしなくてもいいんだなぁと思いながら、今度は楽器を持って母校のために唇が切れるまで楽器を吹いてみたいと思ったのでした。
 
     
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