意外と知らなかった作曲家 〜G・ホルスト〜

     
  いやぁ、正直えらいことに手を出してしまったと半ば後悔しているのです。

事の起こりは今度の定期演奏会の練習で、初めてホルストの第一組曲を合奏した時の指揮者の話でした。
『何の準備もせずにこの曲を振るのって大変失礼なことなんですけど・・・』
と切り出して合奏を始めると、合奏終了時には
『ホルストがどういう人で、この曲の背景がどうでという部分まで理解しなさいとは言いませんが、せめて背筋の通った演奏をしたいですよね。』と話したのです。

そう言われればホルストってどんな人?
じゃあ調べてやろう!
って思ったのですが、これが文頭の「えらいことに手を出してしまった」となってしまうとは想像もしていませんでした。

G・ホルスト
クラシックや吹奏楽に詳しくない方でもホルストという作曲家の名前は知ってたり、
名前は知らなくても組曲『惑星』は、学校の音楽の授業で観賞曲として耳にしているでしょう。
また2003年には平原綾香さんが組曲『惑星』の中の「木星」の主題をモチーフにした「Jupiter」を発表したことでさらに広まったとも言えます。

でもそれ以外の曲って知ってますか?
吹奏楽関係者なら『第一組曲』と『第二組曲』はすんなり出てきます。
じゃあそれ以外は?
『ムーアサイド』、『セントポール』・・・う〜ん・・・

と言うことでインターネットを使って調べ始めました。
そうすると作品番号が付いているものだけでも53作品。
『The Gustav Holst Website』によると作品番号が付いていないものを合わせると128作品。
ウィキペディアによれば小さな作品や未完曲まで加えると190を超える作品を作曲しているらしい。
なのにそんなに知られていない。

ひとつはホルストの作品の種類によるものがあるのではないだろうか。
前出の『The Gustav Holst Website』の分類によれば
交響曲・管弦楽曲は16作品
オペラ8作品
吹奏楽曲5作品
これらを合わせても40作品に満たず。
では何が多いのか?

合唱作品がその多くを占めているのです。
アカペラ(無伴奏)合唱曲(集)だけでも22作品。
オーケストラが加わるものが18作品
その他歌曲(歌曲集)まで含めると実に約半数の60作品に及ぶ。

オーケストラと合唱の組み合わせを交響曲・管弦楽曲に分類にしてもとも思われるのだが、
『The Gustav Holst Website』では合唱作品として分類している。
これはホルストの音楽家としての経歴に由来するものではないかと思います。

と、作品数が結構あることに気がついたのでした。
もちろん他にも調べたこともありますので、次回以降また書ければと思います。

最後にホルストは日本にも縁がある作曲家でした。
ホルストは惑星を作曲している最中の1915年、日本の舞踏家伊藤道郎の依頼により6曲から構成される『Japanese Suite(日本組曲)』という管弦楽曲を作曲し、1919年にホルストが自ら演奏会形式で演奏しています。
楽譜はBoosey and Hawkesから出版されています。
You Tubeなどで検索するとヒットするので一度聴かれてみてはいいかがでしょうか。

注)
舞踏家が依頼しているのでバレエ音楽であったと思われるが、『The Gustav Holst Website』では交響曲・管弦楽曲の分類としている。これは1916年に伊藤道郎によってバレエとして上演されたらしいのだが、サイトの執筆者はこの曲の解説の中で上演されたかどうなのかわからないという立場のようである。
このような経緯もあってバレエ音楽としては分類していないのではないだろうか。

お願い
この文章は私が英文サイトを拙い英語力と翻訳サイトを駆使して和訳して、それを基に書いたものです。
その過程の中で誤訳があったり、事実と反する部分が多少なりともあるかと思います。その点はご容赦いただきますようお願いします。

参考サイト:日本版ウィキペディア グスターヴ・ホルスト の項
          同      グスターヴ・ホルストの楽曲一覧 の項
      The Gustav Holst Website

参考サイトについてはリンク許可を頂いておりませんのでリンク掲載しておりません。
日本版ウィキペディアのホルストのページの外部リンク欄にリンクが張ってありますので参考にしていただけると助かります。

 
     
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