「先輩ぃ楽器壊れましたぁ」〜第4回定演エピソード〜

     
  平成24年2月19日。
無事第4回定期演奏会を開催致しました。

たくさんの方においで頂き、大変ありがとうございました。

当日の模様を少しづつ書かせていただきます。

さて表題「楽器が壊れましたぁ」とは何事? と思われた方も多いのではないでしょうか。
これは定演開演中に舞台袖で実際に起こったことなのです。

2回目の休憩が終わり3部最終ステージのために舞台袖で準備していた時、Saxを持った団員が泣きそうになりながら同じSaxの先輩のところへ「先輩ぃ、楽器壊れましたぁ」と近づいてきたのです。
(本当は走って来たかったのでしょうが舞台袖では走れませんから)

よく見れば後ろのオクターブキーが見事に外れてしまっています。
もう間もなく団員が順次ステージに向かおうとするタイミング。
なんとか対応しなくてはなりません。
まずは舞台袖の数少ない明りの下に行って楽器の状況を確認するとともに、指揮者を呼びに反対側の舞台袖に他の団員が急ぎます。

ここでなぜ指揮者を呼び行くのか?
我が団の指揮者の本業は某大型楽器店の学販営業担当。
普段は工具を持ち歩いていて、簡単な修理ならその場で対応することができるのです。

と言うわけでこのときは指揮者ではなく『楽器屋の兄ちゃん』(う〜ん、もう兄ちゃんという年齢ではないよな)となった彼に任せて他の団員はステージへ。
しばらく経って無事楽器も直り、全員そろって最終ステージを迎えることができました。
お客様の中には「団員入ってきたのに3部がなかなか始まらないなぁ」と思った方もいらっしゃるでしょうが、実は舞台袖でこんな事件が起こっていたのです。
3部開演が遅くなり申し訳ありませんでした。

さて、よくよく振り返ってみると、この事が起こるのを予言していた人物がいるのです。
それは指揮者、楽器屋の兄ちゃん改めおっちゃん、貴方です。
前日の最終練習終了後、貴方はこんなようなことを団員に向かって言ってましたよね。

いくら準備をしっかりしていても当日必ず何かあります。
私の振っていた別のバンドで演奏会前日にフルートパートの子が何かの拍子でこけてしまい、手に持っていたフルートが「へ」の字になったことがある。
すぐに知り合いに電話して当日だけフルートを貸してもらうよう手配をしたんです。
だから何かあったら「どうしよう・・・どうしたらいいの」と思わずに「ははぁ〜ん、そうきたかぁ〜」ぐらいに思って対応しましょう。

こんなことを話していましたよね。
まさか楽器が壊れたことを話して、当日本当に楽器が壊れることが起こるとは…

私もかなりの回数演奏会を経験しましたが、舞台袖で楽器が壊れた場面に遭遇したのは初めてでした。

ある意味初めての経験をさせていただきました。
 
     
このページのトップへ